現在の実務ではM&A取引の実施に先立ち、ある企業の買収という意思決定に影響を及ぼすような法的問題点の調査手続として社外弁護士を起用した法務デューデリジェンス(法務DD)を行うことが一般的です。しかし、その成果として受領した法務DDレポートについて、想定していたものと違う、どこが重要かよく分からない、社内でどう報告・連携・対応すればよいかよく分からない…といったお声を耳にすることも少なくありません。
本勉強会では、法務DDの目的や限界にも触れながら、M&A取引を成功に導くためには法務DDレポートをどのように貰い(どのような内容のレポートが必要か)、どのように読み(判明した問題点をどのように評価すればよいか)、どのように活かせばよいか(ディール・ブレイク、スキーム変更、買収価格への反映、契約上の手当て、その他)について、法務DDレポートの書き手の視点から実例をご紹介しつつお伝えします。
» 勉強会ご案内パンフレット[PDF:490KB]
開催概要 | |
日 時 | 2023年9月13日(水)16:00~17:40 |
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開催方法 | オンラインにて、ライブウェブキャストセミナー(WEBオンラインセミナー)を開催いたします。 会社、ご自宅などWEB環境があればどこからでもアクセスいただけます。 お申込み後、セミナー開始前にセミナー視聴用URLをお知らせいたします。 |
参加費 | 無料 |
お申込み方法 | お申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。 |
プログラム | |
16:00~17:30 | 講師によるレクチャー |
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17:30~17:40 | M&Aをめぐる法情報の収集 ー手続から訴訟経歴確認までー |
【講師紹介】
弁護士法人 大江橋法律事務所
弁護士・カリフォルニア州弁護士 尾形 優造(おがた ゆうぞう)
2011年九州大学法学部卒業、2013年大阪大学法科大学院修了、2020年University of Southern California Gould School of Law修了。2021年~2022年
Alston & Bird LLP (Atlanta)勤務。主な取扱分野は、コーポレートガバナンス・株主総会、M&A、危機管理・コンプライアンス・企業不祥事対応、独占禁止法、商事関係
訴訟・行政訴訟・企業間紛争。
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