アメリカ、中国と並ぶビジネスの拠点である欧州には、多くの日本企業が拠点を有しており、その数は2021年時点で8300に上るなど、欧州市場の重要性は近年ますます高まりを見せています。
ヨーロッパ一の経済大国であるドイツには、その約4分の1が集中しており、日本企業が積極的に投資やM&Aを通じて市場参入しています。また、国際競争力の高い企業もM&Aを通じて事業の拡大や戦略的な成長を図っています。他方で、欧州の法制度やビジネス環境は独自の特
徴を持っており、ディールの成功にはその理解が重要です。
そこで本勉強会では、ドイツ滞在経験を有する講師が、ドイツにおけるM&Aの基本的な流れを俯瞰しつつ、関連する法律と実務について欧州各国との比較も交えながら解説します。コロナパンデミックの影響により、海外拠点からの撤退が増加していることから、ドイツ企業の売却や再編といった場面での売主サイドのポイントについてもお話ししたいと思います。
近年は、ESG(環境・社会・ガバナンス)への関心も高まっていることから、欧州におけるM&AとESGの関係性についても取り上げる予定です。
現在ドイツにおけるM&Aを検討している方々だけでなく、欧州に拠点を有する企業、これから欧州でのM&Aを検討している企業の方々にもご参加いただければと思います。
» 勉強会ご案内パンフレット[PDF:575KB]
開催概要 | |
日 時 | 2023年7月5日(水)16:00~17:30 |
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開催方法 | オンラインにて、ライブウェブキャストセミナー(WEBオンラインセミナー)を開催いたします。 会社、ご自宅などWEB環境があればどこからでもアクセスいただけます。 お申込み後、セミナー開始前にセミナー視聴用URLをお知らせいたします。 |
参加費 | 無料 |
お申込み方法 | お申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。 |
プログラム | |
16:00~17:30 | 講師によるレクチャー |
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17:30~17:40 | M&Aに関して法務関係の国別基礎情報の入手(Practical Law) |
【講師紹介】
弁護士法人 大江橋法律事務所
弁護士 橋本 小智(はしもと こち)
2009年同志社大学法学部法律学科卒業。2012年早稲田大学大学院法務研究科修了。2021年University of California, Los Angeles, School of Law卒業(LL.M.)。
2022年4月~2022年12月Gleiss Lutz(Stuttgart Office)勤務。
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