知財関連契約実務や知財紛争解決に重要な影響を及ぼしうる東京地裁・大阪地裁の知財専門部、知財高裁、最高裁の最新の裁判例は、裁判所のホームページから閲覧できますが、その数は相当数に上ります。日々の業務を行いながら独力で、その中から重要なものを選択して、学ばれることは容易なことではないと思われます。
そこで、ここ1 年程度で出された知財関連裁判例(知財高裁や最高裁のものを中心に)の中から、特許侵害訴訟におけるクレーム解釈、進歩性の判断、損害額の判断、著作権実務(SNS利用含む)、商標、不正競争防止法実務、知財関連契約への影響を与える重要な裁判例、実務上の意義が大きい裁判例を選択し、重要ポイントや想定される実務上の影響等についてコンパクトにご紹介したいと思います。皆様の実務知識のアップデートにお役立ていただけますと幸いです。
» 勉強会ご案内パンフレット[PDF:536KB]
開催概要 | |
日 時 | 2021年8月27日(金)16:00 ~ 17:30 |
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開 催 方 法 : | オンラインにて、ライブウェブキャストセミナー(WEBオンラインセミナー)を開催いたします。 会社、ご自宅などWEB環境があればどこからでもアクセスいただけます。 お申込み後、セミナー開始前にセミナー視聴用URLをお知らせいたします。 |
参加費 | 無料 |
お申し込み方法 | お申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。 |
プログラム概要 | |
16:00~17:30 | 講師によるワークショップ(質疑応答を含む) |
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【講師紹介】
弁護士法人 大江橋法律事務所
弁護士・カリフォルニア州弁護士 廣瀬 崇史(ひろせ たかし)
2006年東京大学教養学部卒業、2007年弁護士登録。大手都市銀行への出向などを経て、2014年Harvard Law School卒業、2015年米国CA州弁護士登録。2016年~東京外国語大学ビジネス法(特許法、著作権法部分)に関する非常勤講師 2019年~AIPPI (国際知的財産保護協会)”Commercialization of IP”常設委員会委員。
ビジネス取引、共同開発・ライセンス契約等の知財関連契約、データ取引、AIシステム開発契約及びM&Aを含むビジネス契約の作成、並びに企業間取引、知的財産、製造物責任、会社法等の紛争案件を扱う。近年のセミナー・講演として、「最新事情を踏まえたビジネス法務の重要論点⑩知的財産の活用(ライセンス)」(2019年11月)、「60分
でつかむ契約実務の型 取引基本契約の実務ポイントも踏まえて」(2021年7月)など。また、「共同研究開発の進め方、契約のポイント」『第1 節特許ライセンス契約のポイントと契約条項の考え方』部分(技術情報協会2020年)、「Japan M&A – Key Intellectual Property Issues in M&A Transactions –」(Law Business Research Ltd.、2021年5月)、「The Intellectual Property and Antitrust Review 6th edition Japan Part」(Law Business Research Ltd.、2021年7月)などの執筆。
弁護士 鷲見 健人(すみ けんと)
2016年東京大学法学部卒業、2017年弁護士登録。主な取扱分野は、知財争訟(特許、意匠、商標等)、知財取引一般(共同開発契約、ライセンス契約等)、ベンチャー支援。その他、会社訴訟、労働紛争、建築紛争等の紛争案件にも携わる。近年のセミナーとして、「本年7月1日施行 改正不正競争防止法セミナー」(大江橋法律事務所主催、2019年8月)など。
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