令和5年10月25日、最高裁が性別の取り扱いの変更の審判を受けるにあたっての生殖腺除去手術要件を違憲と判断したことは記憶に新しいところです。それだけでなく、福岡地裁・札幌地裁・東京地裁・名古屋地裁では、同性婚を認めていない民法等の規定が違憲または違憲状態であると判断されています。また、多くの自治体ではパートナーシップ制やファミリーシップ制を導入しており、多様な家族関係が認められつつあります。そして、PRI(責任投資原則)が提唱されESG(Environment、Social、Governance)が重視される中、こうした変化への積極的対応は、ある意味では企業にとって成長のチャンスと捉えることができるかもしれません。そこで今回の判例コラムセミナーの第一部では、こうしたことも意識しながら、近時のSOGI(性的指向と性自認)に係る動向に対応して、企業では何が求められるのかについて、判例等から紐解いていきます。第二部ではトムソン・ロイター社内弁護士との対談形式でご質問にお答えします。
開催概要 | |
日 時 | 2024年3月6日(水) 15:00~16:30 |
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開 催 方 法 | オンラインにて、ライブウェブキャストセミナー(WEBオンラインセミナー)を開催いたします。 会社、ご自宅などWEB環境があればどこからでもアクセスいただけます。 お申込み後、セミナー視聴用URLをお知らせいたします。 |
参加費 | 無料 |
参 加 方 法 | お申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。 ※申込み受付期間:2024年3月5日(火) 午前10時まで |
プログラム概要 | |
15:00-16:00 第一部 講演 | ① 最高裁大法廷令和5年10月25日決定の紹介 ② 同性婚に関する一連の地裁判決の紹介 ③ 家族態様の多様化について(地方公共団体の条例やパートナーシップ制・ファミリーシップ制等を含む) ④ 企業に求められること(ESG等を踏まえて) 1.紛争の回避(ハラスメント対応等):守りの企業法務 2.企業の成長戦略に生かす:攻めの企業法務 ⑤ まとめ |
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16:00-16:30 第二部 対談および質疑応答 | ① 講師と弊社トムソン・ロイター社内弁護士との対談 ② 視聴者からの質問と講師からの回答 |
【講師紹介】
名古屋市立大学大学院人間文化研究科 教授(2024年4月より大阪経済大学国際共創学部 教授 予定)
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