近年の人工知能(AI)技術の発達は目覚ましく、政府も「知的財産推進計画2017」(2017年5月)でAIを活用する施策に重点を置き、「未来投資戦略」(2017年6月)ではAIに代表されるいわゆる「第4次産業革命」を促しています。実際に、AIを活用した新規事業の立ち上げや事業の拡大は増加の一途を辿っており、その応用範囲も急速に拡大していて、今では医療、介護、教育、保険、物流、建設その他、あらゆる業務分野に広がっているといっても過言ではありません。
このようなAI技術の活用の急速な進展に乗り遅れないために、自社内でAI技術の開発を一から行おうとしてもその開発スピードが追い付かなかったり必要な人材を十分に確保できなかったりする状況が実際に起こっており、それに対する現実的な対応として、有用なAI技術を保有している他社との提携あるいはさらに進んでその買収も有力な選択肢となってきています。
そのような提携・買収においては、通常の事業提携やM&Aにおける留意点に加えて、AI特有の問題点について、技術的側面・ビジネス的側面だけでなく、法的側面からも十分な検討が欠かせません。例えば、AIを活用した事業の継続性と優位性の源泉を法的にどのように確保するのか、知的財産その他の法的保護はいかにして得られるのかなどといった観点で、提携先あるいは買収先の企業を分析することも重要になってきます。
本セミナーでは、AI事業に関する提携と買収の場面において、留意すべき法的ポイントを多角的な視点から解説します。
» セミナーご案内パンフレット[PDF:236KB]
開催概要 | |
日 時 | 2017年11月20日(月) 14:00 ~ 17:00(開場 13:30) |
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会 場 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所 セミナー・ルームMAP 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー13階 |
定 員 | 100名 ※申込み多数の場合は、抽選の上、抽選結果をご登録のメールアドレスにお送りします。 |
参加費 | 無料 |
お申し込み方法 |
満席のため受付を終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。 お申し込みくださった方全員に抽選結果のメールをお送りいたしました。 (2017/11/09 15:29頃) ※迷惑メールフォルダに届いている場合がありますのでご確認ください。 |
プログラム概要 | |
14:00~15:15 | AI事業の提携と買収の法務実務① |
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15:15~15:30 | 【製品紹介】新発売Practical Lawのご紹介をいたします |
15:30~15:40 | コーヒーブレイク |
15:40~16:55 | AI事業の提携と買収の法務実務② |
16:55~17:00 | 質疑応答 |
【講師紹介】
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士 龍野 滋幹(たつの しげき)
2000年東京大学法学部卒業。2002年弁護士登録、アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。2007年に米国New York University School of Lawの修士課程を修了後、2008年ニューヨーク州弁護士登録。2007年から2008年にかけてフランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。2014年11月から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。企業買収、ジョイント・ベンチャー、クロス・ボーダー投資案件に精通しているほか、知的財産権取引等の企業法務分野を幅広く手掛けている。
パートナー弁護士 山内 真之(やまのうち まさゆき)
2002年慶應義塾大学理工学部卒業。2004年慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業。2007年東京大学法科大学院修了。2008年弁護士登録、アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。2012年に米国Stanford Law Schoolの修士課程を修了後、2014年ニューヨーク州弁護士登録。2013年から2014年にかけて米国のFinnegan, Henderson, Farabow, Garrett & Dunner法律事務所(カリフォルニア州 Palo Alto Office)にて執務。
理系のバックグラウンドを生かして知的財産業務を主として取り扱いつつ、技術移転を伴うジョイント・ベンチャー設立や、M&Aにおける知的財産デューデリジェンス等の、技術的論点と法的論点が交錯する企業提携や買収にも数多く携わっており、近時では人工知能やビッグデータに関する講演も複数行っている。
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