< 法廷教室で行われた決勝戦の様子 >
国際商取引学会(AIBT)主催、(社)日本仲裁人協会(JAA)関西支部、(社)日本商事仲裁協会(JCAA)大阪事務所、同志社大学国際ビジネス法務研究センター(RECITAL)及びウエストロー・ジャパン株式会社共催の下、模擬仲裁日本大会が、2月26日(日)・27日(月)の2日間にわたり、同志社大学今出川キャンパスで開催されました。
問題・規則は、Willem C. Vis International Commercial Arbitration Moot(ウィーン国際大会)に準じて出題され、初日はリーグ戦で上位2チームを選抜、2日目は上位2チームで決勝戦がおこなわれました。
参加チームは、①小樽商科大、②北海道大、③神戸大、④早稲田大浜辺ゼミ、⑤同志社大、⑥早稲田大久保田ゼミの6チームで、各チームは、初日に日本語戦、英語戦で各2対戦を、申立人(Claimant)側、被申立人(Respondent)側で行い(合計4対戦)、その結果、神戸大学と早稲田大学久保田ゼミが決勝戦に進みました。
大会には、全国から、国際契約法・国際商事仲裁の専門家である大学教授、国際弁護士、企業法務部門マネージャーらが参集し、仲裁人役として、学生の熱戦のジャッジを担当していました。仲裁人は以下の要素などを考慮し採点を行いました。
決勝戦では、仲裁人は、外国国籍の大学教授や国際仲裁機関のディレクターが担当しました。すべて英語で対戦がおこなわれ、熱戦の末、早稲田大学久保田ゼミがWESTLAW JAPAN CUP(ウエストロー・ジャパン杯)の覇者となりました。