Back Number – 2019

※ 判例コラムとは＞＞

• 第188号　（2019年12月9日）
  住宅等の賃貸借契約の賃借人との保証委託契約に基づいて賃貸借契約の連帯保証人となった家賃債務保証業者に、賃貸借契約の無催告解除権を付与する旨の条項について、消費者契約法10条該当性が否定された事案
  ～大阪地裁令和元年6月21日判決～
  岡田 愛（京都女子大学 教授）
• 第187号　（2019年11月28日　臨時号）
  旧優生保護法の優生手術をめぐる国家賠償請求訴訟
  ～仙台地裁令和元年5月28日判決～
  新井 誠（広島大学大学院法務研究科 教授）
• 第186号　（2019年11月25日）
  ノウハウのビジネス化と契約関係－自分でするか？ライセンスか？営業譲渡か？－
  ～知財高裁平成31年2月27日判決（パーソナルトレーニングShapes事件）～
  大友 信秀（金沢大学 教授）
• 第185号　（2019年11月22日　臨時号）
  コンビニエンス・ストア加盟店オーナー（フランチャイジー）が労働基準法及び労働契約法上の労働者に該当しないとされた例
  ～東京地裁平成30年11月21日判決・平29(ﾜ)33587号損害賠償請求事件～
  神田 孝（弁護士法人心斎橋パートナーズ 弁護士）
• 第184号　（2019年11月11日）
  戸籍法上の氏をめぐる夫婦別姓訴訟
  ～東京地裁平成31年3月25日判決～
  新井 誠（広島大学大学院法務研究科 教授）
• 第183号　（2019年10月31日　臨時号）
  警察官を騙して捜査活動を行わせる行為と偽計業務妨害罪
  ～最三小決平成31年2月26日　偽計業務妨害被告事件～
  前田 雅英（日本大学大学院法務研究科 客員教授）
• 第182号　（2019年10月30日　臨時号）
  疑われる取引回避がベターであることに変わりなし
  ～インサイダー取引無罪で、セーフハーバーの一般化は困難（東京地判令和元年5月30日～）～
  浜辺 陽一郎（青山学院大学法務研究科（法科大学院） 教授 , 弁護士法人　早稲田大学リーガル・クリニック 弁護士）
• 第181号　（2019年10月21日）
  携帯電話とカーナビのワンセグ機能はNHK受信契約を導くか
  ～最高裁判所第三小法廷平成31年３月12日決定と東京地方裁判所令和元年５月15日判決～
  佐藤 信行（中央大学法科大学院　教授）
• 第180号　（2019年9月30日）
  マリカー事件知財高裁中間判決雑感
  ～他人の商品表示とは？キャラクターと商品表示性、不競法の差止と著作権侵害に基づく差止など～
  ～～知財高裁令和元年5月30日中間判決～～
  苗村 博子（弁護士法人苗村法律事務所 弁護士、ニューヨーク州弁護士 ）
• 第179号　（2019年9月9日）
  マンション1階の店舗の区分所有者らに認められている店舗前空地の専用使用権を消滅させる旨の管理規約等の変更および専用使用権者の負担する管理費等の額を減額することを内容とする決議は、建物の区分所有等に関する法律31条1項後段に反し無効であるとした事案
  ～前橋地裁高崎支部平成30年12月21日判決～
  岡田 愛（京都女子大学 教授）
• 第178号　（2019年8月26日）
  「第三のビール」をめぐる課税訴訟
  ～東京地裁平成31年2月6日判決～
  西山 由美（明治学院大学 教授）
• 第177号　（2019年8月9日）
  特許法102条2項（侵害者利益の推定）における利益の意義、推定の覆滅と、同条3項（相当実施料額賠償）の相当実施料額の算定について
  ～二酸化炭素含有粘性組成物事件知財高裁大合議判決（令和元年6月7日判決言渡）の検討～
  田村 善之（東京大学大学院法学政治学研究科 教授）
• 第176号　（2019年8月8日　臨時号）
  あおり運転等により高速道路上に停車させる行為と危険運転致死傷罪
  ～横浜地判平成30年12月14日 危険運転致死傷、暴行（予備的訴因監禁致死傷）、器物損壊、強要未遂被告事件～
  前田 雅英（日本大学大学院法務研究科 客員教授）
• 第175号　（2019年7月22日）
  キリンコーンは、麒麟のコーンか？キリンさんのとうもろこしか？
  ～知財高裁平成31年3月12日判決～
  大友 信秀（金沢大学 教授）
• 第174号　（2019年7月18日　臨時号）
  再審　刑訴法４３５条６号の解釈適用
  ～最一小決令和元年6月25日 再審開始決定に対する即時抗告棄却決定に対する特別抗告事件～
  前田 雅英（日本大学大学院法務研究科 教授）
• 第173号　（2019年7月17日　臨時号）
  養子縁組をした受刑者に対して信書の発受を禁止した決定は、違法であるか
  ～「親族」から除外するために養子縁組の成立を無効とする新たな手法の採用の可否（東京高判平成31年4月10日）～
  矢澤 昇治（おおとり総合法律事務所 弁護士）
• 第172号　（2019年6月26日　臨時号）
  外国判決の承認・執行要件としての手続的公序（民訴法118条3号）と外国の欠席判決に対する不服申立機会の保障
  ～最高裁第二小法廷平成31年1月18日判決～
  高杉 直（同志社大学 教授）
• 第171号　（2019年6月24日）
  契約によって大きく変わるシステム開発業者の責任
  ～システム開発をめぐる紛争の勝者はいずれか：野村vs日本ＩＢＭ事件(東京地裁平成31年3月20日判決）～
  浜辺 陽一郎（青山学院大学法務研究科（法科大学院） 教授 , 弁護士法人　早稲田大学リーガル・クリニック 弁護士）
• 第170号　（2019年6月12日　特報）
  警察官の不誠実な態度と交通反則告知書の受領拒否－公訴権の濫用－
  ～最高裁第一小法廷令和元年6月3日判決 道路交通法違反被告事件～
  前田 雅英（日本大学大学院法務研究科 教授）
• 第169号　（2019年6月10日）
  居住用建物清掃サービスのフランチャイズにおいて、元加盟店の競業避止義務違反を理由に営業差止と違約金の支払が認められたが、元加盟店が本部の作成した写真を無断で使用した点についての違約金が減額された裁判例
  ～東京地裁平成30年10月26日判決・平成29年(ﾜ)第41259号～
  神田 孝（弁護士法人心斎橋パートナーズ 弁護士）
• 第168号　（2019年5月27日）
  労契法20条に定める不合理性の判断手法
  ～勤続年数による区別の妥当性～
  ～～大阪高裁平成31年1月24日判決～～
  野川 忍（明治大学 教授）
• 第167号　（2019年5月13日）
  形態模倣（不競法2条1項3号）における観察の仕方
  ～知財高裁平成31年1月24日判決～
  苗村 博子（弁護士法人苗村法律事務所 種苗法研究会メンバー 弁護士、ニューヨーク州弁護士 ）
• 第166号　（2019年5月9日　臨時号）
  刑法178条2項の「心理的抗拒不能」の意義
  ～名古屋地裁岡崎支部平成31年3月26日判決 準強制性交等被告事件～
  前田 雅英（日本大学大学院法務研究科 教授）
• 第165号　（2019年4月22日）
  地方議会議員に対する議会内における厳重注意処分の決定・公表行為に関する名誉毀損を理由とした国家賠償請求の成立の可否
  ～最高裁平成31年2月14日第一小法廷判決～
  新井 誠（広島大学大学院法務研究科 教授）
• 第164号　（2019年4月15日　臨時号）
  2017年衆議院議員総選挙に関する定数不均衡訴訟最高裁判決に関する一考察
  ～最高裁平成30年12月19日大法廷判決～
  小林 直三（名古屋市立大学大学院 教授）
• 第163号　（2019年4月8日）
  総会決議及び規約変更によっても、団地の一括受電契約に必要となる個別の受電契約の解約申入れを義務付けることはできないとされた事案
  ～最高裁平成31年3月5日第三小法廷判決～
  岡田 愛（京都女子大学 教授）
• 第162号　（2019年3月18日）
  執行逃れは許されない。往生際の悪さが責任を加重する。
  ～最高裁平成30年12月14日第二小法廷判決～
  浜辺 陽一郎（青山学院大学法務研究科（法科大学院） 教授 , 弁護士法人　早稲田大学リーガル・クリニック 弁護士）
• 第161号　（2019年3月13日　特報）
  労契法20条に定める不合理な格差禁止の意義
  ～賞与及び退職金につき不合理性を認めた高裁判決の評価について～
  ～～大阪医科薬科大学事件高裁判決（大阪高判平31.2.15）、メトロコマース事件高裁判決（東京高判平31.2.20）～～
  野川 忍（明治大学 教授）
• 第160号　（2019年3月11日　臨時号）
  競業避止義務を負う元加盟店に対してフランチャイズ本部が第三者を通じて競業取引を依頼して実行させたとしても元加盟店の競業避止義務違反が成立するとした裁判例
  ～東京地裁平成30年6月21日判決・平成29年(ﾜ)第26875号～
  神田 孝（弁護士法人心斎橋パートナーズ 弁護士）
• 第159号　（2019年3月4日）
  性別の変更の審判を受けるにあたっての生殖腺除去手術の実質的強制
  ～最高裁第二小法廷平成31年1月23日決定～
  小林 直三（名古屋市立大学大学院 教授）
• 第158号　（2019年2月18日）
  明細書に記載されている解決すべき課題が公知技術と対比すると不適切である場合のサポート要件の判断の仕方について
  ～ピリミジン誘導体事件知財高裁大合議判決（平成30年4月13日判決言渡）の検討（その３）～
  田村 善之（北海道大学法学研究科 教授）
• 第157号　（2019年1月28日）
  著名表示「ルイ・ヴィトン」冒用事件
  ～ルイ・ヴィトンの特注品はルイ・ヴィトンにお申し付けください！（知財高裁平成 30 年 10 月 23 日判決 ）～
  大友 信秀（金沢大学 教授）
• 第156号　（2019年1月7日）
  虚偽記載による賠償責任、約１０年もの激闘の末に得られた「損害額」とは
  ～最高裁平成30年10月11日判決～
  浜辺 陽一郎（青山学院大学法務研究科（法科大学院） 教授 , 弁護士法人　早稲田大学リーガル・クリニック 弁護士）