顧客情報を業者に漏洩した不正競争防止法違反被告事件（令和6年7月11日岡山地裁津山支部） - Westlaw Japan | 判例・法令検索・判例データベース

裁判年月日	令和6年7月11日
裁判所	岡山地裁津山支部
裁判区分	判決
事件番号	令６（わ）１０号
事件名	不正競争防止法違反被告事件
結果	有罪
文献番号	2024WLJPCA07119002
出典	裁判所ウェブサイト
要旨	◆被害会社の派遣社員であった被告人が、同社が運用するシステムを利用していた企業の顧客情報等（本件営業秘密）を領得し、開示した不正競争防止法違反の事案につき、本件営業秘密は、外部に漏洩すれば、そのこと自体で被害会社の信用性を根幹から失わせ、その経営基盤に大きな打撃を与えかねないなど、重要性の高いものである上、被告人は、これまでも本件と同様の手口で領得した個人情報を売却することを長期間にわたり繰り返していたことを自認しており、本件犯行により被告人が得た利益が５万円程度にとどまることを踏まえても、被告人の罪責は重いものの、被告人には交通前科以外に前科前歴がないこと等も考慮して、懲役３年、執行猶予４年及び罰金１００万円を言い渡した事例【判決全文】 ※Westlaw Japan製品にアクセスします。IP契約のユーザー様はWestlaw Japanにログインしてからクリックしてください。
WestlawJapan収録月	令和6年7月

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